◆場 所(渋谷区道玄坂2−24−1 渋谷東急百貨店本店8F) 地下鉄半蔵門線に接続している109の建物が一番近い出口になります。「109」の建物1階に上がり、文化村通りを東急百貨店本店の方向に向かいます。東急百貨店本店の建物に入り、エレベーターで8Fに上がるとレストランがあります。 地図はこちらです。 ◆最寄り駅 JR・地下鉄・東急・京王線 渋谷駅 ◆電 話 03−3477−3889(FAX 03−3461−0655) ◆営業時間 11:00〜22:30(ラストオーダー 21:45) 不定休 ◆雰囲気 渋谷東急百貨店本店にある「ラ・ブラッスリー シェ松尾」は松涛、青山、天王洲にあるフレンチレストラン「シェ松尾」のセカンドラインとなるレストランです。レストランは8Fのレストラン街の奥にあり、レストランに入るとゆったりとした玄関ホールになっていて、「シェ松尾」の焼き菓子などを販売するカウンターとキャッシャーがあります。右手に進むと写真のダイニングルームで、カジュアルなレストランですが通路はとてもゆったりしていて、広々とした印象です。窓際はラウンドスタイルのベンチシートが幾つか用意されていて、ダイニングルーム中央は一般のテーブル席となります。 厨房はダイニングルームの一番奥の左手に、右手にはバーコーナーがあり、飲物の用意はここで行われます。奥の左手には個室があり、こちらもゆったりとしたテーブル配置です。 椅子は赤のファブリックが印象的なしっかりした椅子が使われていて、特にラウンドスタイルのベンチシートは2〜3名がゆったり食事を頂け、ダイニングルームも見渡せる特等席です。 ダイニングルームに入るとまず目に入る、椅子の赤のファブリックが印象的で、華麗な装飾があるインテリアではないですが、女性客を意識した落ち着いた上品な雰囲気のインテリアです。 照明は主にダウンライトを使い、一部ブラケット、間接照明を使っています。ダイニングルームの明るさは適度で食事をするには十分な明るさです。BGMはシャンソンが静かな音量で流れていました。 テーブルウェア関係は次の通りです。しっかりしたテーブルが使われていますが、テーブルクロスはネルのクロス、黄色の布クロス、ビニールクロスの三枚重ねで、トップクロスがビニールなのは、ちょっと興ざめな感じがします。ディナーでは布クロスを使ってもらいたいと思います。料理の食器はシェ松尾オリジナルのウェッジウッド、ティーカップ&ソーサはノリタケ、カトラリーはノリタケでした。 レストルームはデパート内のものを利用します。エレベーター付近にあります。 フロアのサービスに関しては次の通りです。高級店のセカンドラインらしく応対は丁寧で、席がほとんど埋まった状況で、料理の運ばれる間隔は十分でした。席数が多いのでテーブルへの目配りは若干不足気味ですが、気になるほどではありません。入出店時の対応も気持ちの良いものでした。 客層はデパート内のフレンチレストランらしく女性客が多いですが、男女のカップルも多く、若い人から年配の方まで、幅広い客層でした。 ◆価 格 ランチ・ディナー共通 ¥3,200/¥5,000/¥8,000 アラカルトもあります。主な価格帯 前菜 ¥1,000〜¥1,600/魚・肉料理 ¥1,700〜¥2,000/デセール ¥1,000〜¥1,500 サービス料 10% ◆料 理 料理はオーソドックスなフランス料理が中心ですが、カフェとしての利用もあるのでデセールは豊富です。¥3,200のコースはプリフィックススタイルで前菜、主菜、デセールをそれぞれ数品から選べます。料理によっては追加料金が必要です。アラカルトの用意もあります。 以下の料理の写真はアラカルトのものです。 前菜の『フランス産フォアグラのポワレ』は、オーソドックスなフォアグラのポワレでフォアグラの下に甘く仕上げたカブが敷いてあります。少しフォアグラの表面が焦がしすぎのように思いました。 魚料理の『オマール海老のカダイフ包み』は、オマール海老にカダイフ(極細の麺のような生地でお菓子にも使われます。)をつけて揚げたもので、下にサフランライス(リゾット風)が敷いてありました。カダイフはサクサクと揚がっていましたが、若干塩味が強く感じます。 デセールの『アルフォンソマンゴーのジュレ ソルベとレモンのママレードソース』は、とても甘味の強いマンゴーの味が生のフルーツ、ジュレ、ソルベと三種類の味で楽しめました。レモンのママレードソースは控え目に仕上げています。 パンは二種類が軽く温めてサービスされました。とても香ばしく美味しいパンでした。 ◆その他の情報 10名から20名で利用できる個室があります。 シェ松尾のページへ |