リストランテ ムゼオ(イタリア料理)


リストランテ ムゼオ ◆場 所(港区西麻布3−20−3)
六本木駅の1番出口を出て、六本木通りを西麻布方面に向かいます。WAVE、テレビ朝日通りを越えて、新生飯店を過ぎると左に曲がる一方通行の横道(クイーンアリス迎賓館の案内板があります。)がありますので、ここを曲がり、十数m進んだ右手にレストランがあります。この通りの奥の左手にレストランW、クイーン・アリス迎賓館があります。六本木駅1番出口から徒歩9分位です。
地図はこちらです。


◆最寄り駅
日比谷線 六本木駅

◆電 話
03−5410−6886(FAX 03−5410−6887)

◆営業時間
ランチ  11:30〜14:00(L.O.)
ディナー 17:30〜22:00(L.O.)
   日曜日休み

◆雰囲気
レストランのある建物は外壁がコンクリート打ち放しのモダンなデザインで、右の写真のように、入口のドア以外は全面ガラス窓のため、外から中がよく見えるようになっています。レストランに入ると、すぐにダイニングルームで、長方形のダイニングルームは、奥がすべてキッチン(意外と小さい。)になっています。カウンター越しにすべてオープンですので、シェフの働いているところがよく見えます。
リストランテ ムゼオ 壁はクリーム色でコテで荒く仕上げてあり、床はテラコッタ色の大判のタイルです。テーブルはごく普通の造りですが、こげ茶色の椅子はイタリアのクラシックなデザイン(下の2Fを撮影した写真の椅子と同じです。)で、しっかりしていて座り心地も悪くありません。各テーブルの間隔は狭くもなく、広くもなくという感じで、隣の席の会話が気になることはありませんでした。所々にクラシックな家具も置かれ、オープンキッチンの音も思ったより静かですので、落ち着いて食事できる雰囲気にまとまっています。

照明はダウンライトとブラケットを使っていて、テーブルの上を特に明るくする工夫はないですが、全体的には適度な明るさを確保しています。BGMはモダンジャズの曲が、気にならない音量で流れていました。

テーブルウェア関係は以下のものを使っています。ネルのアンダークロスはなく、薄いピンクのクロスを二枚重ね、食器はリストランテにしては珍しく、『リチャードジノリ』ではなく、『ノリタケ』とガラス製のもの、カトラリーはロゴの記載がなく、メーカー不明です。最初にテーブルに置かれていたグラスは中容量のクリスタルグラスですが、ボトルでワインを注文すると、ワイングラスは『リーデル』に交換してくれました。また卓上には花が一輪飾られています。

レストルームは右の写真の2F(パーティが開けるスペースです。)にあり、ちょうど写真の右側に男性用、女性用があります。男性用はコンパクトですが、テラコッタ色の大判タイルを腰壁に使い、赤御影石をカウンターに使っています。鏡もクラシックなデザインの金仕上げの楕円形で、ペーパータオルの用意がありました。

フロアのサービスは、男性二名と女性一名が担当していて、席が7割ほど埋まった状態で、テーブルへの目配り、料理の出される間隔は適切でした。配膳時のサービスは丁寧で、特に悪い印象は受けませんでした。

◆価 格
ランチ
 ¥1,800〜
ディナー
 ¥4,500
   (前菜・パスタ・魚または肉料理、食後の飲物)
 ¥6,500
   (前菜、パスタ、魚または肉料理、ドルチェ、食後の飲物)
 ¥8,500
   (前菜、パスタ二品、魚料理、肉料理、ドルチェ、食後の飲物)
 アラカルトの主な価格帯
   前菜 ¥1,500〜¥2,000/パスタ ¥1,500〜¥2,000
   魚・肉料理 ¥2,000〜¥3,000/ドルチェ ¥1,000〜¥1,500(盛り合わせ)
  サービス料 10%

◆料 理
¥6,500と¥8,500のディナーコースは、アラカルトから料理を選択できる場合があり。量的には普通の人なら¥6,500のコースで、適当ではないでしょうか?使っている素材も充分満足できます。
選択できる料理は、前菜が7種類、シェフ得意のパスタ(スープ、リゾットそれぞれ一品を含む)が9種類、魚・肉料理が7種類、ドルチェが4種類でしたが、季節によりメニューは改訂されるので、品数は当然変化します。
なお下記の料理は前シェフのものです。

イニッツオは『生ハムとメロン』のポピュラーな素材の組み合わせで、生ハムの塩加減も日本人にはほど良く、一般的ですが、イタリアンの食事のスタートには最適です。
前菜の『フォアグラと黒トリュフ入りフランス産きじのテリーヌ』は、きじの風味がよくでた繊細な味で、回りのパイ皮が少し冷たいですが、付け合わせの野菜との相性も良いテリーヌでした。個人的な意見として、冷製よりも少し温製にした方が、きじの風味がより味わえるように思えます。なお写真をご覧になればわかるように、アラカルトと同じ量をそのまま出したと思うほど、量はたっぷりでした。
前菜の『鴨の薫製サラダ』は、オーソドックスなサラダで、よくスモークされた鴨と新鮮な歯ごたえの野菜がよく合います。ただサラダにしては、鴨肉が少し厚切りに感じます。これも量はたっぷりしていました。

パスタの『うにのクリームソース スパゲッティ』は、甘みの感じられるうにを使っていて、生クリームとうにをからませたシンプルなソースで食べます。美味しいですが、ソースは大抵の人なら、食べる前から予想のつく味です。
反対に『ブルーベリーを練り込んだ自家製リングイネ リコッタチーズと栗のソース』のパスタは、料理名では、どんな味がするのか予想がつかない、食べるのが楽しみな一品です。甘みが強すぎてはプリモ・ピアットに合わないし、ブルーベリーや栗の味が全くないと物足りないしと、食べる前からいろいろ想像してしまいます。結果は、リコッタチーズの味が支配的ですが、ブルーベリーや栗の風味を微妙に残した興味深い味でした。

魚料理の『魚介類のスープ』は、スカンピ、スズキ、帆立、蟹を、サフランを効かせた魚貝の出し汁で食べる、オーソドックスな料理です。イタリアンというよりは、南仏料理の趣きで、あまり小細工しないシンプルな味付けです。難を言えば、もう少し温めて出して欲しいと思います。
肉料理の『仔鹿フィレ肉のステーキ,赤ワインとブルーベリーのソース,ポレンタグリル添え』も、オーソドックスな料理で、ジューシーで柔らかい上質のステーキで、定番のフルーツ系のソースが添えられます。ポレンタが若干固めなような気もします。

メニューを見る限り、ドルチェはタルト、ムース、プディングなど、オーソドックスなものがメニューに載っていました。パンナコッタ、ティラミスはありませんでしたが、季節により用意しているのではないでしょうか?
ドルチェの『栗のタルト』は、生クリームのソース、フルーツを添えた、ごく普通の甘さを控え目にした栗のタルトです。
ドルチェの『森のくだもののムース モーレのソース』も、ごく普通のムースで、木苺のソースとフルーツが添えられます。

食後の飲物はエスプレッソ、コーヒー、紅茶、が選択でき、小菓子のサービスはありませんでした。
なおパンは自家製で風味は豊かですが、午前中に焼き上げていて、温めては出していません。

ワインに関しては、すべてイタリアワインで、白が8種類(主に¥3,500〜¥7,500位の範囲内)、赤が10種類(主に¥3,500〜¥10,000位の範囲内)の品揃えで、料理と価格のバランスは取れています。バローロ、バルバレスコなどの有名銘柄も、当然ありますが、この価格帯より高くなります。またワインリストに載せていないワインもありましたので、他にお勧めがないか相談してみましょう。なおスプマンテはフェラーリを使っていました。ワインリストを見て気になったのは、ヴィンテージの記載がなかったことです。

◆その他の情報
リストランテ ムゼオ(美術館の意味)は98年2月にオープンしています。

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