◆場 所(新宿区三栄町7 JHCビル1F)
四谷駅を降り、外堀通りの横断歩道を渡ります。第一勧業銀行の角を左に曲がって、幅10mほどの通りを新宿方向に真っ直ぐ進み、150mほど行った右手のビルの1階にあります。小さなビルで間口が狭いので、通り過ぎないように注意しましょう。少し薄汚れた黄色のビニールの庇が目印です。駅から徒歩約5分位です。
地図はこちらです。
◆最寄り駅
JR中央線・地下鉄丸ノ内線・南北線 四谷駅
◆電 話
03−3355−6667
◆営業時間
ランチ 11:30〜14:00
ディナー 18:00〜21:00
日曜休
◆雰囲気
間口の狭い入口(洋食屋然とした入口)を入るとすぐにダイングルームになります。ダイニングルームは二十数席ほどで、こぢんまりとしたレストランです。左手に厨房とレストルームがあり、ダイングルームの壁には半円形の鏡が取り付けられています。床はダークブラウンのフローリングで、椅子はトーネットの曲げ木のような軽量のデザインのものを使用しています。天井が低く、隣との席の間隔も狭いので、開放感のある空間ではありません。
高級フランス料理店というような雰囲気ではなく、洋食屋的な雰囲気です。多分、北島シェフもそのような意図でこのようなインテリアにしているものと思われます。そのためカップルがちょっとおしゃれして、フランス料理を食べに行くようなデートには向いていません。この店には雰囲気を楽しむ要素はなく、あくまで北島シェフの料理を食べに行くためのレストランです。
◆価 格
ランチ ¥3,500/¥5,000/¥6,000/¥7,000/¥10,000
ディナー ¥8,000/¥10,000 アラカルトもあります。
サービス料10%
◆料 理
見田盛夫氏の『エピキュリアン』ではこの店を『うまいものや』と形容していますが、まさしくその通りで、「◆雰囲気」でも述べたように、肩肘張って食べるようなフランス料理店ではありません。席につくとマダムが黒板に今日のお勧めのメニューを持ってオーダーを取りにきます。ディナーコースの構成(¥10,000は前菜、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーの構成)は決まっていますが、内容は特に決まっているわけでなく、既存のアラカルトのメニューと黒板のメニューから、マダムと相談しながら料理を決めることになります。
料理はその日の市場の高級な素材を生かした本格的なフランス料理で、洋食屋とは次元が違います。前菜で食べた、見田盛夫氏もお勧めの『生うにとコンソメゼリー カリフラワークリーム添え』はうにとコンソメゼリーとの相性が抜群で、とても美味でした。今度行った時にも絶対に食べてみたい一品です。ただメインの肉料理で食べた『鴨のロースト』は肉質はとても良いのですが、火加減に問題があり、かなりレアに近い状態で出されました。材料がいいだけに残念です。
なお、ディナーコースでも、かなり量がアラカルトに近い量ででてくる感じなので、かなり満腹になります。
ワインはボルドー、ブルゴーニュがほとんどで、だいたい30種類くらいの品揃えでした。
◆その他の情報
車で行く場合、店の前の通りにコインパーキングがありますが、駐車違反の取締りを煩雑にしているかどうかは不明です。