ベッラヴィスタ(イタリア料理)


ベッラヴィスタ ◆場 所(千代田区紀尾井町4−1 ホテルニューオータニ ガーデンタワー 40階)
赤坂見附駅の紀尾井町口を出て、弁慶橋方向に進みます。弁慶橋を渡って数十m位進むと左手にショッピングアーケードの「サンローゼ赤坂」があり、その入口を入ります。入口からフロアを真っ直ぐに進み、一番奥にあるエレベーターでガーデンタワーのロビー階に上がります。このロビーフロアにあるガーデンタワーのエレベーターに乗り換え、40階に上がるとレストランがあります。
地図はこちらです。


◆最寄り駅
地下鉄 銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅

◆電 話
03−3238−0020

◆営業時間
11:30〜14:00/11:30〜14:30(土・日・祝)/18:00〜21:30
火曜定休

◆雰囲気
ベッラヴィスタはホテルニューオータニ直営の西洋料理のレストランのひとつで、地上144mからの眺望を売り物にしたイタリアンレストランです。
眺望ですが、40階と言っても眺めの良い席は限られていますので、予約時にどの方面の眺望が楽しめる席か聞いて予約しましょう。40階のフロアからレストランに入り廊下を進むとメインのダイニングルームになります。ダイニングルームにはオープンキッチンがあり、ここで炭火焼き等の調理を行いますが、排気等の設備がしっかりしているので、煙や臭いがダイニングルームに広がることはないようです。
メインのダイニングルームの奥には窓際に沿ってダイニングスペースがあり、こちらはテーブルがゆったり配置されているので、静かに食事を楽しみたい人は、こちらの席を指定すると良いでしょう。
ベッラヴィスタ
インテリアは淡いブルーのカーペット、クリーム色の壁、ネオクラシック風のクリーム色の椅子を使った、女性向けのエレガントなものです。オープンキッチンのレストランというと、何となく騒々しい雰囲気の印象を受けますが、そういうことはなく、静かに落ち着いて食事が頂けます。但し同ホテル内のトゥールダルジャンに比べると、華いだ雰囲気には欠けるように思います。
照明はダウンライト、シーリングライト、間接照明を場所によって使い分けています。
テーブルウェアは次の通りです。テーブルクロスは二枚重ねで、食器、カトラリーは無名のもので、ワイングラスはスピゲラウでした。テーブルにはティーキャンドルとプリザーブドフラワーが飾られていました。

サービスに関しては次の通りです。席が3割程度埋まった状況で、料理の出される間隔、テーブルへの目配りは十分でした。料理の説明もしっかりしており、いろいろ相談にのってくれます。来店時、出店時の対応も丁寧でした。ホテルニューオータニの西洋料理のレストランというと、昔からあるトゥールダルジャンやトレーダーヴィックスが有名で、ベッラヴィスタは目立たない印象ですが、しっかりしたオペレーションのレストランのように感じました。
客層はホテルの高級レストランをよく利用する、落ち着いた雰囲気のカップルが多いように思いました。

ホテル ◆価 格
ランチ ¥3,200〜/¥4,500〜
ディナー
 ¥8,500/¥12,000/¥15,000
  アラカルトもあります。
  サービス料10%

◆料 理
都内の高級ホテルではイタリアンの本格的な高級リストランテはまだ少ないですが、このベッラヴィスタは内外の星付きレストランのシェフを度々呼んでフェアを開催するなど、伝統的なイタリア料理のレストランでありません。メニューを見ると料理の種類が多く、メインの料理は、備長炭 炭火焼きやオーソドックスな料理ですが、アンティパスト、パスタ料理にはシェフのアイデアを生かした意欲的な料理が並んでいます。料理の盛り付けもきれいでした。

アミューズは蕪のムースで、黒酢のジュレと雲丹が添えてあり、クリーミーで黒酢の酸味がとも良く合います。
前菜の『タスマニアサーモンの低温コンフィ 黄色のガスパッチョソース』は、黄色のパプリカを使った酸味のあるガスパッチョソースは脂ののったタスマニアサーモンをよく引き立てています。添えてあるカラスミが良いアクセントになっています。
前菜の『鮪のカルパッチョ 山芋と生麩のミルフィーユ』は、独特な美しい盛り付けといろいろな素材の味の組み合わせが楽しめる料理でした。山芋と白たまり醤油で味付けした生麩をキャベツで包んであり、空豆とカラスミ、ヘーゼルナッツとバルサミコで作ったソースが添えてあります。

パスタの『南イタリアの巨匠”ドン アルフォンソ直伝”自家製ラヴィオリ』は、リコッタチーズとモッツアレラチーズを包んだ花型で切り抜いたラヴィオリをイタリアントマトのソースで頂きます。パルミジャーノレッジャーノを食べる前にかけてくれます。
肉料理の『イベリコ豚の備長炭 炭火焼き』は、旨み十分のイベリコ豚は火入れが良く、外がカリカリと焼きあがっていました。脂身もおいしく、4種類のソース、岩塩の味付けが選べました。(写真はバルサミコ酢を使ったソース)

パンは2種類で、バジル入りグリッシーニも用意されました。

ドルチェの『パイナップルのカラメリゼ ココナッツアイスクリーム添え』は、ココナッツミルクに相性の良いパイナップルのカラメリゼと組み合せてあり、パイナップルの甘さ加減もピッタリでした。
食後の飲み物のコーヒーは香りが良く、苦味もほど良いものでした。プティフールがサービスされました。

◆その他の情報
6〜12名用(ダイニング内サロン)と8〜20名用(専用サロン)の個室があります。
ワインセミナー、料理教室、紅茶教室等を開催しています。

   ホテルニューオータニ(東京)のページへ




   六本木・赤坂地区のページへ   東京いい店真っ当な店?へ