◆場 所(港区六本木6−1−3 六門ビル7階) 六本木駅の3番出口(ラピロス六本木)を出て右手に進みます。アマンドの角を右折して芋洗坂を20mほど下った右手のダークブラウンの建物が六門ビルです。1F奥のエレベーターを使って7Fに上がるとレストランです。 地図はこちらです。 ◆最寄り駅 地下鉄 日比谷線・大江戸線 六本木駅 ◆電 話 03−5775−4630/FAX 03−5775−4675 予約専用 0120−66−1035 ◆営業時間 平日・土 17:00〜4:00(ラストオーダー3:00) 日・祝 17:00〜23:00(ラストオーダー22:00) 年中無休 ◆雰囲気 六本木の「響」はサントリーの関連会社、(株)ダイナックが『ダイナミックキッチン&バー』と称して都内各地に展開している、和食ダイニングバー『響』の六本木店です。(株)新日本鉄都市開発が六本木交差点近くに開発した9つの飲食店ばかりを集めたビル「六門」にあり、2006年11月にオープンしました。響 六本木店は席数88席のレストランで、個室が2室あります。店のコンセプトは他の「響」と同じです。六本木という土地柄、営業時間は他店より長くなっています。 エレベータを降りるとレセプションがあり、奥に個室、右手にバーカウンターとダイニングルームがあります。ダイニングルームの端にはガラス張りのキッチンがあり、そこにもカウンター席があります。ベンチシートの席、他の個室もありますが、ダイニングルームは全体を見渡せるようになっていて、仕切りは少なめです。 一般のテーブル席は写真のようにダークブラウンのしっかりした造りのテーブルで、椅子は木製でクッションがないものでした。メインの通路は広くとられていますが、ダイニングルーム中央のテーブルが並んでいる所は、満席時は少し混んだ印象を持つかもしれません。銀座の二つの店に比べると、インテリア的には個性的な所が少なく、平凡な感じがしますが、落ち着いた雰囲気にはまとまっていると思います。 照明は、主にダウンライトと間接照明を使っていて、ダイニングルーム全体の明るさは適度です。テーブルの上は食事を頂くのに十分な明るさを確保しています。BGMはモダンジャズなどの静かな曲が適度な音量で流れていました。 レストルームはエントランスとはフロアの反対側に男性用、女性用がありました。男性用は黒御影石(?)の腰壁とベージュ色の壁を組み合わせたスタイリッシュなインテリアでした。照明はスポット的なダウンライト、間接照明を使っています。黒御影石(?)の洗面カウンターには液体石鹸とペーパータオルの用意があり、一輪挿しも飾られていました。 サービスに関しては次の通りです。入出店時の対応は丁寧で、席が4割程度埋まった状況で、注文してから適度な時間で料理が運ばれてきました。コース料理ではないので、特にテーブルに目配りというわけではありませんが、手荷物が汚れないように、手荷物を置いた椅子にナプキンをかけてくれるなど、細かい気配りがありました。銀座7丁目店ではアルバイト風の人がいましたが、六本木店ではそういう感じの人はいませんでした。比較的空いていたので、満席時は印象が異なるかもしれません。 ◆価 格 主な料理の価格帯 豆腐 ¥1,000〜¥1,500/刺身 ¥1,300〜¥3,800/野菜 ¥700〜¥1,200/炙り焼き ¥1,500〜¥1,800 飯・麺 ¥700〜¥1,300/甘味 ¥500 サービス料 10%,お通し(チャージ) ¥800/人 ◆料 理 料理のコンセプトは、他の響と同様に、創作和食を中心に韓国などのアジアンテイストを入れた料理を加えたものです。良質な素材の味を生かすことを重視しているため、板前の技を楽しむような、調理や盛り付けが凝った和食ではありません。メニューには産地を明記した素材がシンプルな調理法で書かれています。コンセプト的には同業態の『春秋』(三宿、六本木、溜池山王、日比谷などに店があります。)をかなり意識した料理のように感じます。量的にはどの料理も2〜3人で分ける程度の分量です。 お通しは、新鮮な野菜を氷を敷いた桶の上に載せて、味噌をつけて頂くものでした。野菜自体が美味しいので、塩気が強い味噌はちょっとつけるだけで十分です。 『鮭酒浸し』は、スライスした鮭をお酒に漬けて炙り焼きした料理です。量的には少なめなので、ちょっとした酒の肴として楽しみましょう。 『メカジキとクレソンのサラダ』は、刺身でも頂けるメカジキとクレソンを、ゴマを効かせたさっぱりしたドレッシングで合えたサラダでした。見た目も爽やかな一品です。 『浜干し子持ちししゃも』は、天日干し特有の旨味のあるししゃもで、とても美味です。塩加減、焼き加減も申し分ありません。 『造りたて温豆腐』は、響各店で頂ける定番の豆腐料理です。その場でアルミ打ち出し鍋に、天然にがりと豆乳を入れて作ります。20分位してから出来上がる温豆腐は甘くてクリーミーで、薬味や醤油がなくても楽しめます。 『イベリコ豚天然塩焼き』は、豚肉とは思えないイベリコ豚の旨味をストレートに楽しめる一品です。イベリコ豚を味わうには塩をかけて炙り焼きにするのが一番美味しいことを実感させてくれます。 『牛ユッケ石焼きビビンバ』は、特にオリジナリティのある石焼きビビンバではないですが、牛ユッケの味が十分に行き渡っていました。 お酒の品揃えですが、日本酒が八海山、久保田などが十数種類(¥1,000前後)、焼酎・そば焼酎が十種類位(¥600〜¥1,000位)、グラスワインが数種類、ボトルが十種類位、プレミアム・モルツの生ビール、サワーなどです。 ◆その他の情報 駅前の立地ですが、土日は比較的空いているようです。 入会金・年会費無料の『倶楽部ダイナックカード』でポイントを貯めると、食事券などのサービスがあります。但し一年間ダイナック・チェーンの利用がないと獲得ポイントが無効になります。 (株)ダイナックのページへ 六門のページへ |