フォンタナ ホテルオークラ東京ベイ(フランス料理)


フォンタナ ホテルオークラ東京ベイ
◆場 所(千葉県浦安市舞浜1−8 ホテルオークラ東京ベイ)
JR京葉線舞浜駅で降りると、左手に隣接してディズニーリゾートライン(モノレール)の駅(リゾートゲートウェイ・ステーション)があります。これに乗って2駅目のベイサイドステーションで降りると、正面にホテルオークラ東京ベイのエントランスが見えます。駅から徒歩2〜3分でホテルの入口です。ホテルに入ると正面にレセプションがあり、左手の回廊に進むとレストランです。
地図はこちらです。


◆最寄り駅
JR京葉線舞浜駅

◆電 話
047−305−5630(FAX 047−305−2475)

◆営業時間
11:00〜15:00(L.O.)
17:00〜21:30(L.O.)
   年中無休

◆雰囲気
ホテルオークラ東京ベイは東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルのひとつです。このホテルは開業前は香港の最高級ホテル リージェントが進出する予定が中止となり、第一ホテル東京ベイとして開業しました。その後第一ホテルが経営破綻(現在は阪急・阪神・第一ホテルグループの一員として再建)したため、2002年4月にホテルオークラ東京ベイとして生まれ変わりました。リージェントとして開業する予定だったためか、他の大規模なオフィシャルホテルと異なり、部屋数が少なくスモール・ラグジュアリー・ホテルの印象が強いホテルです。大理石の床のホテルのロビーはホテルの規模にしては広々していますが、ヒルトンやシェラトンに比べて、はザワザワした雰囲気が少なく、落着いた感じがします。

ホテルには欧風料理、日本料理、中華料理、カフェの四つのレストランがあり、フォンタナはメインダイニング的な位置づけの欧風料理(フランス料理)のレストランで席数は100席ほどあります。
レストランは一番上の写真の中庭を囲んだ、間接照明の柔らかな明かりが印象的な大理石の床の回廊に面しており、レストランに入ると左手にキャッシャー、中央にビュッフェ用テーブルがあり、左右にテーブルが配置されています。ベンチシートは壁沿いに一部あるだけで、他は一般のテーブル席となります。また右手の奥のスペースは上部がガラスの腰壁で区切られていて、パーティや食事会が開催できるように配慮されているようです。
フォンタナ ホテルオークラ東京ベイ
各テーブルの間隔はゆったりしており、通路も広く取られています。テーブル・椅子ともリゾートホテルを意識してか、軽やかなデザインのもので、座り心地は悪くありません。床はモザイク模様のカーペットで壁は写真のようにベージュの塗装(?)仕上げです。

テーブルウェア関係は次の通りです。テーブルの上にクロスが2枚で、食器は主にノリタケを使い、グラスは無名のものでした。カトラリーはオーソドックスなデザインのしっかりした造りのものでした。テーブルの上には塩・胡椒入れ、プティプラワー、ガラスグローブのリキッドキャンドル(?)も置かれていました。写真のようにおしぼりのサービスがありました。

照明は一般の白熱灯(?)のダウンライトを使っていて、ダイニングルーム全体がおだやかな明るさで統一されたフラットな照明法です。ある部分をスポットで明るくしたり、間接照明を一部取り入れたりしたテクニカルライティング的な照明法ではありません。
BGMは静かな音量でモダンジャズの曲が流れていました。

レストルームは店内になく、回廊沿いのものを利用することになります。

サービスに関しては次の通りです。ホテルオークラ系列のホテルらしく安定感のあるサービスです。テーブルへの目配りは充分でしたが、料理の出される間隔が多少空いた時がありました。入出店時の応対は普通で、フレンドリーな対応はないですが、料理や飲物のサービスでは、全体に細かいところに気を使った、高級ホテルらしい丁寧なサービス、で気持ちよく利用できると思います。客層ですが、週末のディナーでは意外とカップルやグループ客が多く、子供は少なくなっています。これは大半のファミリー層はディズニーランド・ディズニシーにいるためと思われます。

◆価 格
ランチ ¥2,940
ディナー
  ¥4,515/¥5,250/¥8,400
 ビュッフェもあります。    サービス料 10%

◆料 理
フォンタナ ホテルオークラ東京ベイ ヨーロピアンライトキュイジーヌと謳った料理はフレンチをベースにしたオーソドックなもので、ホテルオークラのメインダイニングと聞くと値段が高い印象がありますが、料理の内容の割りに比較的リーズナブルな価格設定になっています。フレンチが主体ですが、オイルフォンデュやビュッフェもあり、場所柄かしこまった印象はなく、幅広い年齢層を対象としたレストランです。

以下の料理はお好みのメインディッシュ2品選べるコースメニューのものです。
アミューズのサービスがあり、玉子のムース ゴマ風味がサービスされました。クリーミーですが、ゴマの風味は強めで、なかなかおもしろい一品です。
スープはカボチャのスープで、カボチャの風味は控え目で、何故かオマール海老の風味が感じられました。アメリケーヌソースを隠し味に使っているのでしょうか?

肉料理の『フォアグラのソテー リンゴ添え』は、ベリー系の果実とジュのソースで、プルーンと洋桃のコンポートも添えられていました。オーソドックスなフォアグラのソテーです。
肉料理の『牛フィレ肉のグリル』は、ソースが3種類(赤ワイン、和風、マスタード)から選べました。選んだ赤ワインソースの牛フィレ肉のグリルは下にいろいろな茸のソテーが敷いてあり、ポルチーニ茸、エリンギなどが使われていました。牛フィレ肉は柔らかく、ソースの赤ワインの使い方は控え目です。

デセールは盛合せで、カシスとマンゴーのムースにヴァニラアイスクリームを添えたものです。オーソドックスですが、丁寧に作られた果実味豊かな一品です。

パンはオーソドックスなバゲット、ブリオッシュなどで、軽く温めてありました。

食後の飲み物はコーヒー、紅茶が選べます。

◆その他の情報
席数が多く、ディズニーランド観光の人はディズニーランド内で食事を取る人が大半なので、週末でもディナーは比較的空いています。但しウエディングもできるレストランで、貸切となる場合もあるので、予約した方が無難です。

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