ピアッツア・ローマ(イタリア料理)


◆場 所(千葉県浦安市舞浜1−8 ヒルトン東京ベイ)
JR京葉線の舞浜駅で降り、東京ディズニーランド周辺のオフィシャルホテル巡回バスに乗り、ヒルトン東京ベイ ホテルで下車します。レストランは正面入口から入って左側に進むと、一番奥にあります。
地図はこちらです。


◆最寄り駅
JR京葉線 舞浜駅よりバスで5分。車で首都高速道路を使って行く場合、東京方面からなら葛西出口、千葉方面からなら浦安出口で降りた方が良いでしょう。

◆電 話
TEL 047−355−5000(代表)

◆営業時間
11:30〜15:00/17:30〜22:00  無休

◆雰囲気
舞浜にある東京ディズニーランド・オフィシャルホテルのレストランの中で唯一のイタリアンレストランです。ホテル開業当初からあり、昨今のイタリア料理ブームで開店したレストランではありません。インテリアも開業当初からほとんど変わっていませんが、メンテナンスが行き届いているのか、現在でも内装はとてもきれいです。大理石もいたるところに使っていて、価格の割にインテリアは豪華です。

レストランに入ると左にキャッシャー、右にフロントデスク(予約リストをチェックしてくれます。)、正面にトスカナ式風の大理石の柱が立っているアンティパストのブッフェのコーナーがあります。席はそのコーナーの両側にあり、二人または四人がけの黒のテーブルが並んでいます。数えたことはありませんが、100席近くはあるのではないでしょうか?
窓際の奥にはグループ客の利用を想定した10名程度までが座れるコーナーもあります。ホテルのロビーフロアのためか天井も高く、隣との席の間隔もほど良い距離に保たれて、ゆったりしたスペースを感じさせます。
インテリアは全体に古代ローマのイメージ(古代ローマ風の絵、大理石の柱など。)を一部に取り入れたモダンな造りのイメージでまとめています。
床はカーペットですがブッフェコーナーなど一部がベージュの大理石になっています。照明はダウンライトが主体ですが、テーブルランプもあります。ディナーではダイニングルーム全体は少し暗い印象ですが、ムードがあるとも言えます。テーブルの明るさは専用のダウンライトのために適度な明るさを確保しています。BGMもあり、小さな音量でイタリア民謡・カンツォーネが流れています。
なおレストルームはレストラン内にはなく、レストランを出て正面入口・フロント方向に行くとすぐにあります。

椅子はしっかりした造りの黒の肘掛けのついたもので、座り心地は悪くありません。テーブルクロスはなく、ランチョンマットを使用していて、食器はノリタケのボーンチャイナ、カトラリーはイタリア料理店でよく使われるイタリア製のサンボネです。ワイングラスはごく普通の容量の小さなものなので、多少物足りません。

サービスに関して、席数の割にカメリエーレの人数が不足しているので、満席状態の時はあまり目が行き届かない場合があります。ただどの人も丁寧で親切なので、何度も利用していますが、不快な思いをしたことは一度もありません。ワイングラスが空になっても、呼べば丁寧に対応してくれますし、料理の運ばれるタイミングも適切です。『コーヒーのお代わりはいかがですか?』と聞いてくれることもあります。なお会計は席ではなく入口のキャッシャーで行います。またクロークのスペースが小さいので、コートは空いてる席に置く場合があります。

◆価 格
ランチ  行っていないので不明です。
ディナー ¥3,800〜¥4,500/¥5,100〜
  シーズンによりディナーコースの価格は変わります。
  アラカルトもあります。
   ピッツァ ¥2,000〜¥2,500位  パスタ ¥1,500〜¥2,500位  メイン料理 ¥2,500位〜
   サービス料 10%

◆料 理
¥3,800〜¥4,500のコース料理はアンティパストとドルチェが自分で好きなものを、専用のコーナーに取りに行くスタイルで、パスタ、メインの料理は決められた内容になります。この価格のコース料理はメニューに掲載されていなく、入口の黒板にのみ掲示されていることがあるので注意が必要です。量的には一部がブッフェのため普通の人には充分すぎる量です。
『アンティパストのブッフェ』は、この店の売り物で、味はまあまあですが、カプレーゼ、生ハム、スモークサーモン、イワシやタコのマリネ、オリーブなど種類が豊富で楽しめます。
『プリモ・ピアットのパスタ(自家製バベッティ ミックスベジタブルソース』はリングイネからニョッキまで訪れるたびに違う料理ですが、あまり印象に残らないのはアンティパストでかなり満足してしまうからでしょうか?ただいつもアルデンテでサービスされています。
『セコンド・ピアットの魚料理(タラのソテー パセリソース)、肉料理』は、どちらになるかは日により異なりますが、仔牛のカツレツ、魚のソテーやグリルなどオーソドックスな料理が多いようで、味も万人向けです。

『ドルチェのブッフェ』は昔に比べると随分改善されています。以前はロビー・ラウンジで毎日行われているケーキ・ブッフェと似たようなケーキを用意しているだけでしたが、最近は定番のティラミスを始めとして、イタリアのものを用意するようになりました。果物のコンポートもあり、味も以前の甘すぎるケーキから値段相応のものになったと思います。
パンはハーブ入りなど2〜3種類用意されています。途中で暖めるようなことはしないようなので、開店直後に訪れれば、比較的暖かいパンを食べることができます。

ワインの値段はハーフボトルが赤、白とも¥3,700位から、フルボトルが¥6,500位からそれぞれ数種類揃っています。キャンティ・クラシコなど有名な銘柄は揃っていて、一部にフランスワインもあります。またグラスワインは¥1,200位からいくつかの銘柄が用意されていました。ホテルなのでどの飲物も安くありません。

◆その他の情報
週末の夜は大変混みますので予約が必須です。予約の際に窓際の席の指定もできますので、申し出てみましょう。

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