◆場 所(神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80) 車で行く場合、東名高速御殿場インターチェンジで降りて、箱根方面に向かいます。仙石原交差点で芦ノ湖方面に向かいます。桃源台、湖尻を過ぎ、数km進み、信号のある箱根園のT字交差点(箱根プリンスホテルへ行く交差点)で右折します。曲がりくねった坂を下り、突き当たりの信号のないT字交差点を左折します。数分進むと左手に小田急山のホテルがあり、通りを挟んで湖側にレストランがあります。専用駐車場は通り沿いに数台と小田急山のホテル内にあります。 地図はこちらです。 ◆最寄り駅 元箱根のバス停留所で降りると、元箱根←→山のホテル間に専用マイクロバスが運行されています。 ◆電 話(小田急山のホテル) TEL 0460−3−6321/FAX 0460−3−7419 ◆営業時間 10:00〜〜17:00 年中無休 ◆雰囲気 サロン・ド・テという名前をつけているデザートレストランは日本ではあまり多くありません。東京で有名なのはプランタン銀座にあるパリの『サロン・ド・テ アンジェリーナ』の支店でしょう。チュイルリー公園に面した(と言っても庭園を望んでティータイムはできません。)パリの本店は、少し古ぼけていましたがルイ王朝様式のインテリアに囲まれて、ショコラを飲んで、有名なモンブラン(プランタン銀座店にもあります。)を食べると、サービスに多少目をつぶれば、優雅な時間が過ごせます。 サロン・ド・テという名称を冠するからには、この優雅な時間が過ごせないと名前負けと言えるでしょう。 『サロン・ド・テ ロザージュ』は小田急山のホテルのデザートレストランで、週末や夏休みはいつ行っても満員で必ず待たされることでも有名です。写真のようにレストランの入口は建物の2Fで、2Fはスイーツ、紅茶などのプレミアム・ショップになっています。)は道路に面していますが、建物は芦ノ湖に少し突き出るようになっていて、1Fのティールームのほとんどの席から芦ノ湖周辺の景色を眺めることが可能です。天気の良い日は富士山の一部を望むこともでき、隣に船着き場もありますので海賊船や外輪船の入出港の光景も見る事ができます。ロケーションに関しては文句をつけようがないでしょう。箱根で芦ノ湖の景色を眺めながら、優雅にティータイムを過ごせる場所は、他には成川美術館内のティールームぐらいではないでしょうか? レストランに入ると右に1Fへの階段、左に女性用、男性用のレストルームがあります。ティールームは右手に4人掛け主体のテーブル席が並んでいて、30席位はあります。床は板張り、天井、腰壁も木で、景色が見やすいように湖畔側はガラス窓がになっていて、屋外のテラス席もあります。テーブルの間隔はそれほど広くありませんが、通路幅はゆったりしています。 食器はビレロイ&ボッホ、ノリタケを使用していました。 サービスはホテルのティールームと同じく全体に丁寧で、注文したデザートによってはワゴン上でフルーツやアイスクリームを添えたり、フルーツソースをデコレーションするサービスがありまます。 ◆価 格 主な価格帯 コーヒーなどの飲物 ¥800〜/デザート ¥1,000〜 デザートセット(デザート、コーヒーまたは紅茶) ¥1,750/軽食+デザートセット ¥2,600 サービス料10% ◆料 理 軽食+デザートセットの場合、軽食は数種類から選ぶ事ができます。メニューとしてはホテルのカフェによくあるサラダ、煮込み料理、サンドイッチなどで、パンも付属します。どれも軽食でそれぽど量はないので、昼食にするには物足りない人もいるでしょう。 『鮑のスモークと甘海老のサラダ』と 『帆立貝のパイ包み焼き』は軽食にしては比較的ていねいに作ってあり、量が少ないことを除けば、味的にはまあまあ満足できます デザートの『栗のパートフィロ包み チョコレートアイスクリーム・フルーツ添え』はワゴン上でアイスクリームと希望のフルーツを添え、ソースをデコレーションしてサービスされましたが、アイスクリームはかなり溶けているし、フルーツのコンポートはシロップに漬けこみすぎで、素晴らしいデザートとはとても言えません。他のデザートを食べたわけではないので、レストラン全体のレベルはわかりませんが、サロン・ド・テという看板を掲げている以上、もう一段のレベルアップを期待したいと思います。 ロケーションが素晴らしいということはありますが、¥2,600といえば、東京のフレンチレストランによっては、前菜、主菜、デセール、コーヒーのランチを頂くことができます。 ◆その他の情報 シーズン中の週末はいつも満員ですので、すぐに入店したい人は11時前に行く必要があります。 小田急山のホテルのページへ |