銀座のカフェ 席取り物語

「1週間のご無沙汰でした。司会の玉置宏です。」
の、ご丁寧な言葉(?)で始まるロッテ 歌のアルバム

(この日曜昼の歌番組、TOKYO OASISを読んでいる人で、何人知っているのでしょうか? 私も幼少の頃でしたが、歌謡曲嫌いのため、この声を合図にチャンネルを回していました。(^_^;; )

ではないですが、忙しさにかまけて、このコーナーを更新しないでいたのですが、たった4ヶ月以上のご無沙汰で(人生は長いのですよ。これくらいの我慢は必要です!?)再開にこぎつけました。「くだらないから、早く更新してぇーー!」という温かい声援のメールは全くない (-_-) という寂しい復活です。
思えばこの休止期間中に大事件がありましたね。小渕前首相・竹下元首相・アサド大統領の死去や福永法源氏の逮捕ではありません。レオマワールドの9月からの休園のニュースです。「ジャーはオニシ(大西←社長さんのお名前)にかせろ!」なんて、大見得を切ったネーミングですが、四国最大のレジャーランドも250億円以上の累積損失(意外と少ない感じがしますが)を抱えて、寂しくその幕を閉じようとしています。
 入園者減少 → 赤字増大 → 施設の更新中止 → 休園
  ↑                ↓
  −−−−−←−−−−−−−−−−−−
負のスパイラルに入ったのでしょう。
  (2004年追記:レオマワールドは閉園しましたが、再開の動きがありますね。) Webmasterにもこの大事件(?)は教訓を与えてくれます。

忙しくて更新が滞る → アクセス数減少 → アクセス数やメールが減って、更新する気がしなくなる → たまにしか更新しない → さらなるアクセス数減少 → ついにホームページに関心がなくなり、Webサイト閉鎖か放置
そんなWebサイトが多いようですね。まあ個人が自由に開設、自由に閉鎖ができるのが、Webサイトのいいところでもありますが。
私なんぞはホームページ更新が日常の生活の一部に組み込まれていて、気が向くと電車の中でもせっせと書いたりすることあります。
(ノートパソコンやPDAなんていうハイテクおもちゃは持ってませんので、紙とシャープペンシルで格闘しています。)
そうは言いつつも、このコーナーは忙しくて更新をサボっていたのですが...励ましのお便りが1通もないのが原因かも...

「忙しくて更新しなかったけど、独自ドメインを取得したのだから、そうはさせないぞ!」と、日夜奮励努力して書き始めると、やはりカルビーのかっぱえびせん状態(やめられない。止まらない状態)になりそうです。好きなんですねえ、この自分勝手に書くコーナーが。

ドット・コムを取得したのだから、どっと混むほど、このコーナーもアクセス数が多くなって欲しいのですが、相変わらずアクセス数に自信がないので、アクセスカウンターは設置していません。
  (何て言っていたのですが、7月13日に設置してしまいました。)

前置きがすごーーーく長くなりましたが、今回のお題は『銀座のカフェ』です。

銀座です!銀座!日本一の繁華街 銀座!

銀座は大人の街と昔から言われていますが、私にとっても今でも落ち着いて歩ける繁華街です。そんな銀座に週末ともなると足繁く通っているのですが、なんせ銀座は広い!
地名は銀座ではないところも含まれますが、新橋駅、帝国ホテル、有楽町駅、ホテル西洋銀座、歌舞伎座を線で結んだ範囲位を、銀座地区と考えている人が多いのではないでしょうか?この広いエリアを右往左往するとさすがに疲れます。もっとも池袋・新宿・渋谷を右往左往すると、歩道から溢れんばかりの人の多さと何となく馴染めないファッションの人達に、もっと疲れて逃げ出したい気分になるのですが。

午後3時頃になると、ついに「街のホットステーション ローソンに行きたい!! ではなくカフェに行って、ホットタイムしたい!!」と叫びたくなります。別にとんねるずに代わってヤクルトの飲み物の宣伝をしているわけではありませんよ。

「さて今日はどこでお茶しようか?」

ここで突然、銀座の路上でカフェ選定審議会が、歩きながら開かれます。

「今日はディナーを***で食べる予定だから、お茶は***がいいかな?」
「でもあそこはケーキがいまいちだし、ここからだと遠いしなあ。」
「***のケーキは美味しいんだけど、ディナーを食べる前だと重たいしな。」
 (コーヒーだけではすまないところが甘党の私のいけないところ。)
「どうしよう?」
   ・
   ・
   ・
なんだかクリスマス用品購入審議会と同じようなことを路上でしているな...
まあそれだけ何に対しても、真剣に悩んで選択しているのですよ。一度限りの人生、今という時間は二度と来ない。「どのカフェに行くか?人生それが問題だ!」
何て大袈裟な事を言いつつも、星の数ほどある銀座のカフェの中から、よく行くカフェは決まっていて以下の通り。下に書かれたお店を見ると、「なんだ。」という皆さんの声が聞こえてきそうな、誰でも知っている穴場的な要素は全くないカフェばかりです。厳密にはカフェに含まれないお店もありますが。

サロン・ド・テ アンジェリーナ
言わずと知れたモンブランの帝王

ダロワイヨ銀座店
マカロンを食べずしてフランスを語ることなかれ

マリアージュ・フレール
紅茶の解説書を読みながら、あれこれ選ぶのに迷う贅沢さ

スターバックスコーヒー
アメリカにもおいしいコーヒーがあったんだ でもタリーズコーヒーの方が好きですね。

鹿の子
狭い階段に並んだら、何と言っても豆を使ったデザートを食べなきゃ

マキシム・ド・パリ 松屋銀座店
ミルフィーユセットの売れ行きの良さったら

マキシム・ド・パリ ソニービル店
アールヌーボーのインテリアに囲まれて、松屋銀座店より高いミルフィーユセットを食べる贅沢さ
パティスリー・レカン、サロン・ド・テ・アダージュ、資生堂パーラー(昔のお店ならよく利用したんですけどね。)、ティーサロン トワイニング、風月堂、アフタヌーンティー、コージーコーナー、ドトールコーヒー、プロントなどなど・・・他にも銀座にはカフェはたくさんあるのに、生活習慣病じゃないですが、ケーキや飲み物の変わらない味、私達にとっての居心地の良さ、場所の便利さというものが、何となく同じ店に足を向けさせるようです。レストランと違って、昔からの慣れ親しんだ親密感があればあるほど、「欠点はいろいろあるけど、この欠点が好きなんだ。」と言わしめてしまうほど、カフェには自分の肌に合うといったような不思議な魅力があるようです。

サルトルやボーヴォワールにとってのドュ・マゴやカフェ・ド・フロール(どちらも日本にお店がありますけど、パリの店とは随分立地条件・雰囲気が違いますね。)のように、生活の一部になっているカフェというのは、とても素敵です。ですから上に挙げたカフェは、私達にとってはつい行きたくなるカフェですが、他の人にとっては全く肌の合わないカフェかもしれません。

上に挙げたカフェの中でも一番高いのは、何と言ってもマキシム・ド・パリですね。特にソニービル店の方は、レストランのウエイティングバーを利用したカフェですので、ゆったりした雰囲気で落ち着けます。マキシム・ド・パリのパティスリーはデパートでも売られていますので、カフェを利用したことがない方も馴染みがあるのでは?
ところでマキシム・ド・パリのパティスリーですが、ある秘密が存在するのを皆さんご存知ですか?

まあ秘密というほどのことではないのですが。同じマキシム・ド・パリのお店でも、壁に表示されているMAXIM’S DE PARISのロゴをじっくり観察しましょう。ロゴが2種類あることに気がつくと思います。同じような店構え、同じようなコスチュームの店員さんで、MAXIM’S DE PARISと名乗っておりますが...

そうです。ロゴのDE PARISの部分が、MAXIM’Sと同じのウネッとした太字体と細い活字体の2種類あるのです。前者が銀座マキシム・ド・パリの直営ショップ、後者が提携ショップです。
現在はどうだか知りませんが、以前は直営ショップの場合、マキシム・ド・パリ銀座店の「レストランの厨房で」パティスリーを作っているため、マキシム・ド・パリ銀座店から遠く離れたショップではパティスリーを運べないため、おのずと直営ショップやティールームの場所は限られていたそうです。

東京と名古屋にしかマキシム・ド・パリの直営レストランはありませんので、直営ショップやティールームはこの周辺に限られているようです。何故食い倒れの大阪のソニータワー内にマキシム・ド・パリがなくて尾張名古屋にあるのか?別に松下電器とソニーの仲が悪く、金の鯱(しゃちほこ)がマキシム・ド・パリにお似合いだからでなく、盛田昭夫ソニー元会長の地元が名古屋だからですかね?接待に必要だったのかも...(2004年追記:名古屋店は2002年12月30日に閉店しました。)

銀座のカフェの残念な点は、青山、代官山などに多いオープンカフェがほとんどないことでしょう。ビルが林立する日本一高い地価の繁華街で、ヨーロッパのように広場のない街の構造だから仕方がないですけどね。街を歩く人を何とはなく眺めながらコーヒーを飲むといった、ヨーロッパのカフェのような気分は味わえないのが残念です。もっとも街の風景が全く違うので代官山のオープンカフェ(平松さん カフェ・ミケランジェロのコーヒー、何とかなりませんかね。ちゃんと味見してますか?)に行っても、ヴェネチアのカフェ・フローリアンに行った気分には全くなりませんが。それでも春や秋の気候の良い時にオープンカフェで飲むコーヒーの味は格別です。

ライフスタイル産業サザビーキハチパティスリーアフタヌーンカフェなどは、さすがに時代のトレンドをうまくキャッチしていて、画一的なインテリアかもしれませんが、その場所に合った店造りをしている例がいくつもあります。
アークヒルズのキハチパティスリーでは、下の写真のような見事な花見が楽しめます。
kihachi

「桜を愛でながらお茶を飲む。」江戸時代から庶民の生活は変わりませんな。街の風景は大きく変貌し、団子(羽二重団子もいいですが、言問団子が何と言っても好きですね。)がケーキに、抹茶や緑茶がコーヒーに変わってもその心は同じです。桜の季節もいいですが、落葉舞い散る晩秋のカフェも最高です。
「ツイードのジャケットを着てクリスマス用品を探しに、代官山 旧山手通りの歩道の落ち葉を踏みしめて歩き、ちょっと休息にカフェへ。」

「銀座のカフェにも季節感が欲しい! 建物の中のカフェでは情緒がない!」なんて言っても無い物ねだりですから、デパートやお店のショーウインドウを眺めながら、移りゆく季節を感じ取るとしましょう。

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「なかなか行くカフェが決まらないけど、マリアージュ・フレールなら近くて紅茶がポットサービスなのでゆっくりできる。ここにしよう!
「あそこなら絶対優雅なティータイムになるはずだ!」

かくしてカフェ選定審議会の最終答申が出ました!!

「もう3時20分になってる!早く行かないと!」
道行く人を掻き分けて早足で歩き、マリアージュ・フレールに向うと...
「出入り口に人がうろうろしているぞ! 何かな?」
「ええーっ! こんなに人が待ってる! これじゃ30分は待つよ!」
「作戦変更!! 急いで鹿の子へ移動だ!」
  ↑同じすずらん通りにあり、数十mも離れていません。
「ま、まさか! 階段にこんなに人が!」
「もうこうなったら仕方がない。松屋で買い物があるから松屋のマキシム・ド・パリに行こう。セールの時期ではないし、もう4時近くになるから空いているはずだ。」
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「な、何てことだ! こんなに待っている人がいる! ここはコーヒー、紅茶おかわり自由だからみんな粘っているのか!」

「天は我らを見放したかぁ!!」
 (デパート内ですので、八甲田山と違って天は関係ないんですが。(^.^) )
と叫びながらも、

心の中では
「松屋店といえども、マキシム・ド・パリのカフェへ二人で行って、ミルフィーユセット食べたら¥3,000以上かかるな...今日のディナーは***だから、かなりお金がかかる。ここはカフェに行けなくて正解かも。」
なーんて、ちゃっかり考えている私でした...

いやーカフェって本当に楽しいですね。またお会いしましょう。


気分はいつもブルーグレー in Tokio へ