自宅のガーデンの紹介

自宅を建ててから、既存の樹木を一部残し、ずっと自分で庭を造り続け、現在の状態になりました。これからも年月とともに、少しづつ姿を変えていくことでしょう。日当たりがあまり良くなく、日が当たりやすい建物に沿って花壇を作り、一部をローズガーデンとし、塀沿いの日の当たりにくいところは、シェードガーデンにしています。もともと砂利敷きの駐車場として何年も使われていたため、少し土を掘ればいたるところ大きな砕石がごろごろ出てくる状態でした。そのため花壇を作ったり、樹木を植えようと考えた場所は、最初に数十cmくらい掘って大きな砕石を取り除き、腐葉土などを埋めて土壌改良しています。雑草の世話はなるべくしたくないので、ガーデンの中央部はレンガ敷きと伊勢砂利で土の部分を少なくしています。
レンガ敷きの方法ですが、まずレンガ敷きをする箇所の土を充分踏み固めた後に、砂を2cm以上敷きます。レンガの端となる部分はレンガを縦に埋め込みます。縦に埋め込んだレンガに沿って、砂の上にレンガを並べていき、目地には砂を入れましたが、いつしか雑草が生えるようになり、しょっちゅう目地の雑草を抜いたり、ガーデンバーナーで焼いています。メンテナンスが面倒な人は、目地を取らないでビッシリ並べても良いでしょう。
この程度の工事でも、並べた後にレンガの周囲の土を充分踏み固めれば、特に問題は起きていません。地盤があまりよくない場所では、砂利を土に埋め込んで踏み固めてから、その上に砂を敷き、レンガの周囲の土にも砂利を埋め込めば、かなりしっかりするはずです。なお目地を取ってあっても、水はけを良くするために、レンガの両端が低くなるように傾斜をつけましょう。これを怠るとレンガ敷きに水溜まりができてしまいます。
工事した当時は、現在のようにいろいろな種類のレンガが手に入りませんでしたが、おしゃれにデザインしたいなら、外国のいろいろな色のレンガでテラスを作った方が良いでしょう。レンガ敷きの間はリュウノヒゲを植えて、レンガの色とグリーンのコントラストを楽しめるようにしています。

写真をクリックすると拡大写真が表示されます。 garden1
自宅のガーデンの入口から撮影した写真です。奥に手作りのバーベキューグリルがあります。
飛び石は視線をガーデンの奥に導くために、カーブをつけて配置しています。
飛び石を工事した時に、腰痛になりました。小さくても自然石は相当重いので、みなさんも充分気をつけましょう。
このアプローチ部分は、伊勢砂利を敷きつめています。せっかく敷詰めた伊勢砂利が散逸しないように、右手は花壇、左手はレンガを埋めて囲いとしています。
また左手はオベリスクに巻きつけたピエール ドゥ ロンサール(バラ)とルージュ ピエール ドゥ ロンサール(バラ)の大型のテラコッタのプランターとベンチを並べ、右手は小型の寄せ植えのプランターを並べていて、季節によって花を入れ換えています。さらに右手には建物と一体となった屋根つきのタイル敷きのテラスがあり、ここにはガーデンチェア、テーブルを置いています。またテラス沿いには、白御影のピンコロ石で作った花壇で、金木犀(キンモクセイ)、沈丁花、ボレロ(バラ)、レオナルド ダ ヴィンチ(バラ)が並んでいます。

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飛び石を歩いていくとレンガ敷きのエリアになり、周囲にはアジサイ、ユキヤナギ、ヒイラギ、ホスタ、ヤブランなどが並んでいます。塀沿いには大きな月桂樹が隣家の目隠しになっています。以前は大きなヒマラヤ杉がありましたが、傾いてきたので思い切って切りました。写真に写っている巨大なレンガの構築物(?)が、レンガ320個使用して作ったバーベキューグリルです。バーベキューグリルの後ろにはコルディリネが顔を覗かせています。
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バーベキューグリルの奥は右手の建物沿いが花壇、左手がシェードガーデンです。

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建物沿いの花壇には、クイーン オブ スウェーデン(バラ 2012年にプランターに移動 代わりにアンブリッジ ローズを植えています。)、レモン&ジンジャー(バラ)、オベリスクに巻きつけたルージュ ピエール ドゥ ロンサール(バラ)、カサブランカ、カンナ、アルストロメリア、アスチルベなどを植えています。

garden6 シェードガーデンのエリアは隣家に沿っているので、隣家の目隠しに銀杏(イチョウ)、紅葉(モミジ)、ベニカナメモチ(レッドロビン)、センダンの大型の木が並び、その下にはアオキ、皐月(サツキ)、南天、紫式部、コノテガシワなどが並んでいます。さらにその下には日当たり具合によって、ホスタ、クリスマスローズ、ヤブラン、ヒューケラ、ヤブコウジ、ヒメトクサ、モクビャッコウ、ラムズイヤー、大文字草、ルメックス、葉蘭(ハラン)、シャガ、ブルンネラ・マクロフィラ、ハナトラノオ(カクトラノオ)、オダマキ、アスチルベ、アワモリショウマ、ムスカリ、スノードラゴン、黒龍、ドイツアザミ、ヒメヒイラギなど、いろいろな宿根草、球根を植えて変化をつけています。

garden7 自宅のガーデンより北側寄りにある玄関には、季節ごとに花を入れ換えたプランターを並べています。大型のプランターで育てているシルバースター(バラ)は香りが強く、春から秋にかけて繰り返し咲くので、玄関を定位置にしています。

   
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