カフェ・フィッシュ  Cafe Fish(南仏風シーフード料理)


◆場 所(39,Panton Street London SW1Y 4EA)
ピカデリーサーカスのすぐ近くにあり、リージェントストリートやボンドストリートの買物や観光の帰りに、気軽に利用できる、フレンチスタイルのシーフード専門レストランです。
地下鉄のピカデリーサーカス駅を降り、Haymarket通りの横断歩道を渡り、Haymarket通り沿いに、トラファルガー広場の方向に進みます。二つ目の角を左に曲がり、Panton Streetに入り、15m位進んだ左手のグリーンの建物がレストランです。ファサードに大きく店名が表示してあるので、すぐにわかります。駅の出口から2〜3分です。

◆電 話
TEL 0171−930−3999

◆営業時間
12:00〜15:00/17:45〜23:30(土・祝日は夜のみ)
   日曜・12/25・12/26休み

◆雰囲気
店名の通り高級レストランではなく、ローストビーフなどの肉料理に飽きて、おいしいシーフードをフレンチスタイルで気軽に食べたい人にはお勧めできるレストランです。
レストランの間口はあまり広くありませんが、ダイニングルームは比較的奥行きがあります。このレストランはインテリアのカラーを薄いグリーンに統一していて、従業員のユニフォーム、店のカード、紙のランチョンマット(いろいろな種類の魚の絵と名前が書いてある楽しいランチョンマットです。)も同じイメージで統一しています。
広いダイニングルームですが、腰壁でいくつかのブロックに別れていて、壁には魚の絵やメニューを書いた黒板がたくさん掛かっています。テーブルの間隔も狭く、通路も広くありませんが、価格を考えると特に問題はないでしょう。低価格の店なのでテーブルも狭く、テーブルクロスもありません。
厨房の一部はダイニングルームの一番奥にあり、カウンターを設けた半オープンキッチンスタイルです。なおレストルームの入口は厨房の右手にあります。
サービスは高級店ではないので、丁寧ではありません。ウェイトレスが伝票をチェックしながら手早く運んでいくレベルです。気軽なレストランなので、これで充分と思います。ていねいなサービスよりもレストランの活気を楽しんだ方が良いでしょう。

◆価 格
コース料理はなく、すべてアラカルトでした。
   主な価格帯(素材によりかなり価格に違いがあり、当然ロブスターを注文すれば高くなります。)
     前菜 5〜10ポンド  メイン 7〜15ポンド  デザート 6ポンド前後

◆料 理
料理はハーブやオリーブオイルを使って南仏風の軽い仕上げで魚を調理していて、重たいソースで食べさせる魚料理ではありません。イギリス料理のキドニーパイ、フィッシュ&チップス、ローストビーフのような料理を食べ飽きた人には、軽いですが、素材の良さを素直に伝えてくれる魚料理をとても好ましく思うのではないでしょうか?塩加減やスパイスの使い方も日本人には適当です。スモークサーモンもとても良いできでしたし、魚のスープもいろいろな魚介類の味とチーズが微妙にからみあい、パンがたくさん欲しくなります。
イギリスは食事がまずいという人が多いですが、それはイギリス料理がまずいのであって、このような南仏風シーフード料理やイタリア料理、中華料理を食べている分には、ロンドンは安くて(ポンド高ですが)おいしい町です。
デザートは数種類ありますが、気軽なレストランにしては、ていねいに作っていました。人によってはちょっと甘すぎるかもしれませんが、現地のデザートとしては普通です。

◆その他の情報
開店からすぐに予約客で満席になるような、とても人気のあるレストランなので、必ず予約してください。
日本語のメニューは用意されていませんので、英語で主な魚の名前を覚えておいた方が良いでしょう。ランチョンマットの魚の絵である程度判断できますが。




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